大阪東ロータリークラブについて

日本が国際ロータリーに再加盟した1949年当時は、ロータリークラブは同一の行政区画内では一つのクラブしか持つ事が出来なかった。その後、アディショナルクラブという制度ができ、区域を割譲するという方法で、同一市内にいくつものクラブを持つ事ができるようになった。これにより、日本のロータリーは著しく拡大の時期に入る。
当クラブは、大阪北ロータリークラブから、城東、都島、旭の3区を、大阪南ロータリークラブから、東成、生野、東住吉の3区を分譲されて発足している。 当クラブは、1967年、創立10周年を期して、大東市に新クラブの結成を目指し、大東RCを創立した（特別代表　山中一郎氏）。1969年には、当クラブ区域中から、東成区、生野区を分譲して大阪城南RCを（特別代表　峯村英薫氏）、1973年には、城東区を分譲して大阪城東RCを（特別代表　川崎一雄氏）を創設した。 その後1974年には、同一クラブ限界を持つアディショナルクラブが認められるようになったので、1977年、アディショナルクラブとして城北RCを（特別代表　行田一典氏）、1988年、同じくアディショナルクラブとして大阪城RC（特別代表　井上忠義氏）をと、５RCのスポンサーとなり子クラブを創設してきた。また4つの孫クラブも創設された。
それぞれ、その地域で立派な活動を展開現時に至っているが、大阪城ロータリークラブが、会員数の減少、高齢化により、2006年6月末でもって活動を停止したのは、まことに残念である。立派な社会奉仕活動もあり、そのうちの幾つかについては、当クラブで引き継いで行うことも検討されている。 ロータリーのルール上では、増強・拡大を図るため、次第に区域限界を広げる方向に進み、2001年からは、区域限界という観念も全く無くなり、「所在地域」という考え方に変わった。当大阪東ロータリークラブの所在地域は「大阪市」である。

インターアクトクラブとは、ロータリークラブによって提唱された、12才から18才までの青少年のための社会奉仕クラブである。最初のインターアクトクラブは1962年に設立されたとされている。
大阪東ロータリークラブは、大阪中之島ロータリークラブとともに、2017年6月、開明中学校・高等学校（大阪市城東区野江）のインターアクトクラブの共同提唱者となっている。 2017年4月に約30名の部員で結成され、「地域清掃」「行事立案」「募金」「フードドライブ」「IA通信」の5つの分科会をもって活動をしている。 年度の目標を定め、ボランティア活動などを行っているほか、2021年3月には、初めてEnglish Contestも行った。

The Rotary Club of Manila (フィリピン、マニラ) RI3810地区

1919年に設立されたアジアで最も歴史があり、かつフィリピン最大のロータリークラブ。1982年から交流が始まり、現在は姉妹クラブ関係にある。大阪東RCは1987年以来、マニラRCの基幹事業であるサジップカバターンセンターを通じてストリートチルドレン救済や更正活動の支援をさせていただいている。また音楽の素養がある会員が多く、例会はミニコンサートのようで楽しい。

The Rotary Club of Seoul-Muak (韓国、ソウル ムアク) RI3650地区

1996年に設立されたクラブ。2004年5月の大阪でのRI国際大会最終日、「友愛の家」で韓国のロータリアンと親交を深めたことがきっかけで2005年に公式訪問を行った。韓国の某名門私立大学に縁を持つ方が多く所属されている。

The Rotary Club of Khuree（モンゴル、ウランバートル　フレー） RI3450地区

2002年に設立されたクラブ。親日国らしく日本語が堪能な会員も複数名所属しておられ、プロジェクトを共に実施するなど親密な関係にある。

The Rotary Club of Honolulu（ホノルル、ハワイ）　RI3650地区

1915年に設立されたハワイで最も歴史あるクラブ。2019年に友好クラブ関係を締結。例会はピンクパレスとして知られるロイヤルハワイアンホテルで行われている。