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職業奉仕部門

「出前授業」報告

出前授業は、職業奉仕活動委員会の活動行事としてクラブの所在地域で学ぶ小中学生を対象にしたプログラムであります。今年度も、2月26日木曜日に、追手門学院小学校で開催いたしました。

当日の参加者は、講師の川合智明会員、横井理委員長、ご息女2名が在学されていたご縁でPTA会長を担当された領木誠一会員、卒業生の原健人会員、原さんと共に働いておられるご子息の原崇人さん、小生の計6人でした。

同校は大阪市中央区大手前にあり、1888年(明治21年)、子爵・高島鞆之助陸軍中将(後の陸軍大臣)の提唱により、大阪偕行社附属小学校として創立された西日本最古の私立小学校です。

林英雄副校長など、4名の先生方と打ち合わせした後、午後2時から授業開始となりました。今回の対象者である6年生146名が視聴覚ホールに会し、川合会員による「想いをかたちに未来へつなぐ ー建築の喜びー」という演題の授業を受けました。竹中工務店が作った東京タワー、あべのハルカスを始め、小学校近辺にあるOMMビル、クリスタルタワー、大阪大手前ビルなどが紹介されました。また大阪・関西万博の大屋根リングが世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定された、との説明に、児童諸君は熱心に聞き入っていました。

ちなみに、竹中工務店では、同じ物をたくさん作る工業製品(商品)とは違い、建築物はオンリーワンであるため、手掛けられた建築物を「作品」と呼んでおられるそうです。また、設計と施工をまとめて担当することが本来であるという信念を「工務」、お客様への奉仕を第一とすることを示す名として「店」、これらを組み合わせた言葉である「工務店」を社名に入れておられます。

途中、川合会員はこれまでの人生を振り返られ、生まれが岐阜県の農家であったこと、理学博士になりたいという夢を小学校の卒業文集に書かれたこと、ものづくりをしたいと京都大学工学部建築学科に進まれたこと、などについて述べられました。また、ご自身が関わられた「作品」である梅田スカイビルや、パナソニックスタジアム吹田などについての、興味深いエピソードも披露されました。

さらに、クイズや竹中工務店の新入社員用のビデオを挟む等の工夫もされ、小学生たちは飽きることなく、建築の仕事について理解することができ、大変貴重な時間になったのではないでしょうか。

「夢は、かなえるための第一歩」というスライドが示され、約40分間の授業は終わりました。

その後の質問コーナーで、手を上げて活発に質問する子供たちの姿を拝見するにつけ、将来どのように職業を選択すればよいか、また職業を通じて社会に貢献する意味とは何かなど、未来の日本を担う子供たちに、川合会員の「想い」が確実に伝わったのではないかと強く感じた次第です。

終了後別室にて、井上恵二校長より謝辞をいただきました。

末筆ながら、素晴らしい授業をしてくださった川合会員、小学校との連絡窓口としてご協力いただいた領木会員にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

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